定番焼きリンゴ
2012.12.11 (Tue)

甘酸っぱさがたまらない。
紅玉リンゴをパカンと切って、バターとさとうとシナモンと干しブドウをちゃちゃっと詰めて、赤ワインをどばどばかけると、あとはオーブンにおまかせ。
冬のおやつの定番、焼きリンゴの出来上がり~。
私には7つ上の姉がいる。
三重の実家から姉が大阪の短大に通っていて、小学生の私に「都会」の風を運んできてくれた。
7つも違うから、小学生の私には、まさに大人。
「すごいお店ができたんやで。」と日曜日に難波に連れて行ってくれて、そこで初めてマクドナルドのシェイクを
二人で半分こして飲んだっけ。おっきいなあ。すごいなあ。このシェイク。すっごいなあアメリカ。
そんな姉が、「焼きリンゴ作ったる。」と雑誌を見ながら、お鍋で焼きリンゴ(蒸しリンゴ)をよく作ってくれた。
国光リンゴ(懐かしい!!)の芯をくりぬいて、バターと砂糖とシナモンを神妙に詰める姉。
わくわくしながらお鍋をあけたら、とろとろのリンゴが出現。
母も呼んで三人で、この「ちょっとおしゃれなおやつ」を食べたものだった。
だって、シナモンは大阪のデパートにしか売ってなかったもん。
父が亡くなって、まだ間がなくて、あのころ姉も家を支えようと必死だったのだろうな、と今になって思う。
焼きリンゴは、三重の実家の台所の土間を思い出させる、ちょっと懐かしいおやつなのです。。。。
♪レシピブログランキングに参加しています
よろしかったらクリックしてくださいね


このレシピは次のページに掲載しています。

More・・・
焼きリンゴの作り方(4人分)※有本葉子さんのレシピのアレンジです。
紅玉 2個
レモン汁 1/2個分
レーズン 大さじ2
無塩バター大さじ2
てんさい糖 大さじ5
シナモンパウダー 適量
お好きなワイン 150cc
オーブンは180℃に温めておく。
1・リンゴは半分にカットし、芯の部分をくりぬき、耐熱皿に並べる。
2.砂糖にシナモンをまぜてリンゴの穴に3分の2をつめ、レーズンを入れてバターをのせる。リンゴにレモン汁をかけ、残りのシナモンシュガーもリンゴの表面にかける。
3.ワインを耐熱皿にそそぐ。甘めがお好みなら、ワインにも砂糖をちらしてもOK。
4.オーブンで約20分焼いて出来上がり。
あつあつをバニラアイスクリームと一緒に食べるのが好き。
スポンサーサイト
| HOME |